みなさまこんにちは。towada travelの特集ページへようこそ。
本日は、「湖と森の不思議を体感する自然体験ツアー!6月のとわだ旅」をお届けします。
ぜひ訪れていただきたい十和田湖のカヌーツアー体験をご紹介します。
さあ、新緑シーズン到来です!
十和田湖の宇樽部キャンプ場へ到着しました。
八甲田連峰の南に拡がるブナの森に囲まれ、奥入瀬渓流の源となる青き水をたたえる十和田湖。その一帯は国内有数の国立公園でもあります。
世界でも稀有な多重カルデラ湖の南東部、御倉半島にあるのが十和田市営の宇樽部キャンプ場です。
ガイドをしてくださるのは 『Towadako Guidehouse 櫂』の太田泰博(おおたやすひろ)さんです。
「通称:やすくん」
やすくんは明るく、気さくな方で話しやすく、カヌー初体験で緊張していた私たちも笑顔でスタート。
湖に向かう前に、貴重品を防水バックへ入れます。
十和田湖は、約20年前から噴火を始め、幾度かのカルデラ形成により、現在の形になりました。
青森県と秋田県にまたがる約60㎢の多重カルデラ湖で、水深は国内では3番目の約327m。
湖に落としてしまったら大変ということで、しっかりと封をします。
次は、ライフジャケットを着用します。
思っていたよりも軽く、子供でも動きやすそうなデザインに驚きました。
ちなみに、4歳からカヌーに乗れるそうです。家族みんなで楽しめますね。
続いて、自分にあったパドルを選び、レクチャーを受けます。
声が届かない場合はジェスチャーで伝えます。
自然のパワーと息吹を体感するため、いざ!十和田湖へ出発。
この日は、天候に恵まれ風も穏やかで、カヌー日和となりました。
「カナディアンカヌー」は幅の広い川や、湖で使用されることが多いそうです。
元々は、移動や旅に使っていたもので、オープンデッキにになっています。積載能力が高く、道具を積んでのツーリングに適しています。
ライフジャケットを着用すればワンちゃんも参加できるそうです。
水鳥目線で観える景色、水面を滑るようにゆったりと進むカナディアンカヌー。漕ぎながら手に伝わる水の抵抗に、前に進みたい気持ちが強くなります。
カヌーはこのまま入り江に向かいます。
先頭と後方と息を合わせて、パドルを操り木のトンネルをくぐります。なかなか思うように進まずに苦戦しました。
やすくんの的確なアドバイスで、カヌー初体験の初心者の私たちも、いつの間にかコツを掴んでいきます。
ただ水面を漕ぎ進むだけではなく、自然観察をとことん楽しみ、
やすくんの声に耳を傾けながら水辺の森や生き物を観察し、十和田湖の自然にどっぷり浸かることができました。
湖上でのひと休みは至福の時間。
茶葉からじっくり淹れる紅茶は、特においしく感じ、日ごろの疲れを忘れさせてくれました。
楽しい時間はあっという間。
約2時間のカヌーツアーは、気づけば岸に戻る時間に。
ツアーの最後は、雄大な景色をバックに記念撮影。
岸につく頃にはすっかり幸せな気持ちに包まれます。
今回は6月に行きましたが、十和田湖カヌーツアーは世界中の観光客から人気で、最特に8月・10月は人気の季節なんだそう。
一足先に十和田湖を満喫させていただきました。
towada travel 特集「湖と森の不思議を体感する自然体験ツアー!6月のとわだ旅」、ご興味を持っていただけましたでしょうか。
時間や季節によって様々と印象を変える十和田湖で、カヌーに乗って湖上から、自然のパワーと息吹を五感で感じるとわだ旅!
ぜひ、いろんな方に足を運んでいただけたら嬉しいです。
撮影・文:三戸 瑠衣(さんのへ るい)